最初の一歩
言葉は、一度放つと回収できない。
だからこそ、ひとつひとつ丁寧に選ばなければならない。
本来は責任の所在を明らかにするべきなのだろう。
私が何処の誰で何をしている人なのか、何かを語るにはその必要がある。
でも、
私が何処の誰で何をしている人なのか、そんなことはどうでもいい。
私を見てほしいのではなくて、私の語りを共有したい。ただそれだけだ。
怖いから?いや違うよ、無駄な偏見を排除したいからだ。
…いや、
排除したいのは事実だが、真実ではないのかもしれない。
本当はただ怖いだけなのかもしれない。
だとしたら、少しばかり寛大な目で見てほしい。
少しでも、実りある話ができたら、幸い。それでは。